ROA(総資産利益率)とは

ROAとは、財務分析における指標のことでファンダメンタルズ分析をする上でも非常に役立つ指標です。

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参考企業はROEに引き続き証券コード7201日産自動車です。
「予」は来期の予想を表しています。

日本語でROAは総資産利益率と言われることや、総資本利益率と言われることもあります。
総資産利益率であるROAが総資本利益率と言い換えられる所以は、総資本の額と総資産の額は同じになるからです。
ちなみに、ROAはReturn On Assetの略称で、時には単純に資産収益率と呼ばれることもあります。

ROAの計算式

ROAは総資産利益率を表すものなので、計算式は以下のようになります。

ROA = 利益 ÷ 総資産

また、ROA(総資産利益率)は、以下の計算式によっても表すことができます。

ROA = 売上高利益率 × 総資産回転率

売上高利益率というのは、売上に対しての利益をどれくらい出すことが出来ているのかを表したもので、企業の収益性を知ることがで、総資産回転率は効率性を知る為に使われる指標です。


これらの売上高利益率と総資産回転率を掛け合わせたものがROA(総資産利益率)となり、ROEと共に企業の効率性と収益性を知ることができる指標となるわけです。
ROAを高める為には売上高利益率と総資産回転率のどちらかを向上させることが必要となってきます。

また、利益を総資産(総資本)で割ることで計算できるROAですが、この場合の利益は様々な値で定義することができ、当期純利益をはじめ営業利益や経常利益などが使われる場合もあり、それぞれ総資産純利益率、総資産営業利益率、総資産経常利益率と言われます。

ROAとROEの違い

ROAと共に企業の収益性を知る為に良く使われる指標としてROEと言うものがありますね。
ROAは日本語で総資産利益率や総資本利益率、そしてROEは株主資本利益率や自己資本利益率とそれぞれ呼ばれています。

ROEとROAを日本語で表すと理解しやすいかと思われるのですがどうでしょうか?
ROEは自己資本利益率、ROAは総資本利益率なので自己資本以外のものもROAには含まれていると言うことです。
では、この自己資本以外のものとは一体何か?

答えは負債です。
企業は株主から得たお金や自己の資本等の自己資本以外にも、銀行などから借り入れた負債によってレバレッジを掛けて大きく利益を出そうという経営を行っている場合が多く、自己資本と負債を含めた企業全体で見た場合に一体どの程度の利益を上げているのかを知ることができる指標がROAとなるわけです。

※会社四季報のデータは08年12月15日に更新されたものを使用しています。


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