資本異動の見方

四季報の【資本異動】は、株式分割や増資、減資など企業の資本異動(資本金の変化)を見ることができる項目です。
あまりにも第三者割当増資などの資本異動が多く、希薄化が著しい企業への投資は少し慎重になりたい所です。

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四季報の画像は楽天証券のマーケットスピードで見れるデータです。
資本異動の情報は証券コード9984のソフトバンクのものを参考として使っています。

一番上の「00.6」は資本異動が行われた年月を示し、2000年の6月を表してます。
一番右側は資本異動が行われた後の株数で単位は「万株」と書かれていますね。

それでは実際に【資本異動】の内容を説明していきます。

分1→3」は株式分割を表し、ソフトバンクの株が3分割されたことを意味します。
株式分割をすることで1株当たりの価値は薄まりますが、寄り多くの人々がソフトバンク株を手にすることができることになります。
3分割することによって、発行株式数が3億3053万株になったことになります。

この、資本異動の中でも最も多い株式分割は別名無償交付、株式配当、無償増資とか呼ばれることもあります。

三者」は第三者割当増資のことで、こちらは先ほどの株式分割と違い資本金が変化します。
第三者割当増資とは、企業が資金調達する上でよく利用されている方法で、第三者(ファンドや取引先など出資してくれる人)に対して新株を発行することで増資を行う手法です。

四季報データだけでは、誰が引受相手になったのかはわかりませんが、01年2月にソフトバンクが新しく556万株のソフトバンク株を発行し、第三者がそれを4197円で引き受け、それによって増資を行ったことがわかります。
計算上では、4197円 × 556万株 = 233億3532万円の増資が行われたと言うことになりますね。

資本異動の中でも第三者割当増資で気をつけなければならないことがあります。
それが、株式の希薄化です。
新株を発行する分、発行株式総数が増える為、1株当たりの価値は低くなり既存株主は相対的に損をするということを忘れてはなりません。

敵対的買収の防衛策として、第三者割当増資を行い、相手の取得率を引き下げて企業が乗っ取られるのを回避するというのも良く行われる方法です。

公募」は公募増資を示しますが、これは第三者割当と同様に新株発行を行い、それを不特定多数の投資家に買い取ってもらうことによって追加出資をしてもらう資金調達の方法になります。

※会社四季報のデータは08年12月15日に更新されたものを使用しています。


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