総資産と株主持分

総資産株主持分に関する見方の項目です。
企業にどれくらいお金があるのかも気になる所ですよね。
会社四季報では【財務】と書かれた部分にそれらのデータがちゃんと記載されています。

四季報 財務

この画像は証券コード4502の武田薬品工業の財務データを表した部分です。
東証一部上場の日経225銘柄にも採用されている国内首位の製薬メーカーです。

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画像一番上の<連中08.9>百万円と書かれた部分は、連結企業での情報、08年9月末、中間決算の時点でのデータであるということを表しています。
連結企業は『◎』で示されることもあります。
百万円と書かれているのは、数字の単位が100万円であるという意味です。

総資産とは

【財務】欄の「総資産」と書かれた所は、売上や時価総額の大きさと並んで会社の規模を表す時によく用いられる数値です。 単純に「資産」と略されることもあります。

総資産とは会社が保有しているすべてのもの、工場設備、現金、有価証券、机や椅子などをぜんぶ合わせた金額の価値を表したものと言うべきでしょうか。

会社の利益や株主から預かったお金、銀行から借り入れた借金も含めて総資産です。
有利子負債(借金)も総資産の内に入る点が重要なポイントでしょう。

総資産 = 株主資本+負債

武田薬品工業の総資産を見てみると2兆9790億7100万円になっており、この値からも大企業であることが伺えますね。
総資産

総資産についてもう少し詳しく知りたい方は、外部サイトの総資産 = 株主持分 + 有利子負債 じゃないのを見ると参考になるかもしれません。

株主持分とは

株主持分とは総資産の内、私達を含めた株を所持している人(武田薬品工業に出資し投資している人)の合計金額と、それによって利益を出した会社のお金を合わせたものです。 株主持分

株主持分は『自己資本』と呼ばれることもあります。

株主持分のデータから何が読み取れるかと言うと、ズバリ会社の安定性でしょう。
なぜかと言うと、株主持分比率が高ければその分自分たちのお金で企業運営を行うことができる為、有利子負債(借金)などを負わなくて済みます。
株主持分比率が高い程、倒産リスクは小さいとも言えるでしょう。
(もちろんこの数字だけで判断してはいけませんし、株主持分比率は業種によっても適正値が違ってきます)

しかし、株主持分比率が高ければ良いと一概に言えないのが会社四季報を用いたファンダメンタルズ分析の難しい所で、有利子負債が少ないとその分大きな事業を手掛けることが難しく、会社の成長性においては期待できない場合があるということを覚えておきましょう。

計算式は以下の通りです。
株主持分比率 = 株主持分÷総資本×100

まとめると、武田薬品工業の株主持分比率72.1%という数字はとても優秀で、それに伴って有利子負債も少なくなっています。

ただし、先ほどにも述べましたが業種によっての適正値は異なってきます。
大手自動車メーカーの証券コード7203トヨタ自動車の株主持分比率は36.3%ですが、他の自動車会社も同じくらいの数値になっているので、車業界においてはそれ程悪い数字ではないということになります。

次は、資本金と利益剰余金の解説です。

※会社四季報のデータは08年12月15日に更新されたものを使用しています。


四季報Webトップ財務データの見方 > 総資産と株主持分

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